注目のICO・Bankera(バンクエラ/BNK)が6月4日(日本時間6月5日2時頃)、HitBTCに上場することが発表されました。
HitBTCの上場日時は特にずれることが多いため、遅くなったり早まったりする可能性もあります。
Bankeraの価格は上がる?ICO割れ?
かなり注目されているバンクエラですが、上場後の価格について上昇要因・下落要因をそれぞれ見ていきます。
【上昇要因】
- 最近、大人気の取引所系トークン
- 長期的には上がる可能性が高い
ICOではないものの、最近は取引所のトークンが大爆発していますので、その流れに乗れる可能性はあります。
また、短期ではなく、長期向けのトークンですので、長期的に見た場合には価格が上がる可能性が高いです。
【下落要因】
- 調達金額が大きすぎる
- 発行枚数が多すぎる
- 長すぎたICO期間
- 仮想通貨市場全体が下げている中での上場
- ICO割れ続出の中での上場
以上が下落要因ですが、バンクエラ自体の問題としては「買いたい人がいるのか?」という点です。
「調達金が大きすぎる」「発行枚数が多すぎる」「ICO期間が長すぎたために買いたい人はICOで既にほとんど買っている」という状況ですので、これは大きな下落要因と言えます。
更に、5月に続出したICO割れ、それも極端なICO割れの中での上場ですので、『売り圧力が異常に強い』状況です。
ですので、短期的にはかなり厳しい状況が予想されます。
BankeraはICO割れを阻止できるか?
注目度の高いバンクエラですが、このような状況を考えるとICO価格前後での攻防となり、「ICO割れを阻止できるかどうか?」が焦点になると言えるでしょう。
5月のICOが絶望的な結果でしたので、バンクエラにはその状況の打開を期待したいところですが、過度な期待は禁物と言えます。
ICO割れを回避し、ICO価格の1.5倍~2倍ぐらいになれば大成功だと判断しています。
※ちなみに、ICO割れ回避が現実的な目標となるバンクエラは管理人の6月上場ICOの期待度ベスト10には入っていません。