GACKTコインことSPINDLE(スピンドル/SPD)が5月19日、YOBIT、HitBTC、LIVECOIN、BTC-Alphaと4つの取引所に上場しましたが、予想通りの大暴落となりました。

5月21日追記:「Exratesにも上場予定」と発表がありました。

SPINDLEの下落率は98%?

「ガクトコイン(スピンドル)の下落率が98%!」として話題になりましたが、額面上での価格上はそのようになっています。

ICO割れどころか、100万円投資していたら2万円になった計算です。

ただ、実際には1月の日本でのICO終了後に「1SPDの価格を1/20にして、枚数を20倍に増やす」という措置が取られたため、ほとんどの人は98%減とはなっていません。

SPINDLEのICO時の価格と上場後の価格は?

スピンドルはICO時に約0.7円~36円で売られており、実にこれだけでも50倍以上の差があります。

上場後の価格は最高値で約27円、最安値で約0.216円となっており、最後のICO価格(36円)から1/166.7と壮絶な大暴落を記録しています。

36万円分のスピンドルを買った場合、2160円になった計算です。

ただ、実際には一瞬の出来事だったため、1/166.7は瞬間的な出来事で、その後は3.3円~7円程度で推移しています。

最後のICO価格は36円ですが、実際には今年1月に25円前後で購入した日本人が多いはずですので、購入時の10%~30%になっている人が多いと思われます。

SPINDLEで利益が出ている人がいる?

なお、スピンドルは2017年12月には安く売られており、2018年1月の1/10以下で買えました。

ですので、2017年12月に購入していた人は2.5円以下で購入しているはずです。

そのため、現在の3.3円~7円の価格でICO割れになっていないどころか、利益が出ています。

人によっては3倍~5倍の利益になっているはずですから、安値で買えた一部の人にとっては「スピンドルは成功だった」と言えるでしょう。

ただ、ほとんどの人が大きな損失となっていますので、購入時期によって利益・損失が大きく異なっているのがスピンドルの特徴といえます。

SPINDLEをいつ売却するか?

スピンドルは今後も複数の取引所に上場するとのことで、その際に一時的に価格を上げることが予想されますが、最終ICO価格(36円)に届く可能性はほぼないでしょう。

GACKT氏が関係していること以外、特筆すべきことがなく、スピンドル自体にはこれといった内容がないトークンです。

ですので、ICO価格の20%前後の価値がある間に早めに売却した方がいいでしょう。

仕手グループが入りやすそうな銘柄ではありますが、これは完全に運次第ですので、あまり期待はしない方がいいでしょう。

今後の上昇が期待できるアルトコインは他にありますので、そういったアルトコインに資金を移していくのが賢明な選択と言えます。

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