先月、ネット上で話題となっていたPATRON(パトロン/PAT)が5月19日、HitBTCに上場しましたが、結果は予想通りの大暴落です。
高値では1PAT=約180円を付けましたが、最安値は0.09円(0.0000001BTC)と史上空前の大暴落を見せました。
PATRONはICO価格からどれだけ下がったのか?(最安値の時点)
パトロンのICOは1PAT=約15.4円~55円で、ICOの最終価格は約55円となっています。
55円で買った人は0.09円になった時、1/611になったことになります。
仮に611万円分のパトロンを購入した人が最安値で売った場合、1万円になってしまったということです。
これは滅多に見ることがない・・・というよりも上場日としては史上最大・過去最悪レベルの大暴落と言えるでしょう。
PATRONの上場後の推移(最安値の100倍以上に?)
なお、パトロンのその後ですが、約10円前後で推移しています。
一時期が約0.09円でしたので、最安値の100倍以上!となっています。
これだけ見ると「暴騰したのではないか?」と思えますが、ICOの最終価格(約55円)からは1/5.5となっています。
100万円分のパトロンを購入して場合、約18万1818円になる計算です。
2割以下ですね。
ですので、普通に『大幅なICO割れ』ということです。
PATRONはいつ売るか?
パトロンを保有している場合、「いつ売るか?」ですが、私であれば今すぐに売ります。
私自身は『上がる可能性を微塵も感じず、最初から全く興味がなかったICO』ということもありますが、将来性もなく、上昇要因が見つからないトークンですので、ICO価格の20%程度に留まっている今のうちに売却します。
今後、「仕手グループが入って爆上げ!」という可能性も考えられるトークンですが、あくまでも不確定要素です。
そのため、仕手による爆上げなどには期待せず、早めに売却しておくことが推奨となる『草コイン』といえます。