WithCoin(ウィズコイン/WITH)が2回の上場延期を経て5月31日19時18分頃、HitBTCに上場しました。
ただ、初値こそ高かったものの、あっという間に大幅なICO割れとなりました。
当サイトでも予測この結果をしていましたが、予想通りの極端なICO割れです。
WithCoinの初値、高値、安値、現在の価格は?
WithCoinの初値は1WITH=0.0001191BTC(約97.662円)と異常な高値を付けたものの一瞬で大暴落、すぐに0.0000003BTC(約0.24円)~0.0000005BTC(約0.41円)での推移となりました。
現在までの最高値は初値の1WITH=0.0001191BTC(約97.662円)、最安値は0.0000002BTC(約0.16円)となっています。
ICOでは1WITH=1円~5円で販売されましたが、最終の5円で考えると1/31.25となりました。
3~4円で購入した人が多いと思いますが、その場合でもICO価格の10%以下となっていますので、パトロンやスピンドルと共に最も悲惨なICOの一つと言えるでしょう。
WithCoinは上場直後に売り抜けられた?
WithCoinは初値は0.0001191BTC(約97.662円)と異常な高値でしたので、「上手く売り抜けられたのではないか?」と思うかもしれませんが、売れる間もなくあっという間に大暴落してしまいました。
また、ウィズコインをHitBTCに入金する時間も結構かかります。
ですので、上場から数分以内に売ることは事実上不可能ですので、1~5円で購入した場合にはウィズコインを利確できた人はほぼいないと言えるでしょう(関係者を除く)。
ちなみに、上記の画像では開始3分で大暴落していますが、実際には3分や1分といったレベルではなく数秒~数十秒程度で大暴落していると思われます。
画像で見ると、凄まじい大暴落であることが一目で分かります。
※1分足のチャートでは19時18分(上記画像では現地時間10時18分)頃が見られなかったため、画像は3分足のチャートになっています。
凄まじい『売り圧力』と『買い手不在』のWithCoin
なお、板を見てみるとウィズコインがどれほど厳しい状況かが一目で分かります。
これほどの安値でありながらも、売り板が凄まじく厚く、買い板がスカスカの状況です。
つまり、買いたい人がいない状況ですので、運営側が買い支えない限りは上昇は極めて厳しいと言えます。
WithCoinの価格上昇はありえる?いつ売るか?
ウィズコインを購入してしまった人が「これからどうするか?」ですが、ここまで暴落してしまうと現状ではウィズコインが「ほぼ無価値」と言えるような価格になっていますので、次の上場を待った方がいいかもしれません。
運営側によると6月にはバイナンスに上場するようですし(本当に上場するかは不明)、『買い支えが入るので5円以下にはならない』という触れ込みの銘柄ですので、僅かながらの希望としてもはやそこに賭けるしかない悲惨な状況と言えるでしょう。
5月は大幅なICO割れが相次ぎましたが、5月最後の上場となったウィズコインはそれを象徴するICOとなってしまいました。
何度もお伝えしていますが、上がるか上がらないか分からないICOやプロモーションで派手に売られている詐欺ICOは避け、手堅いICOのみに投資することが重要となります。