現在、極端なICO割れ案件が続出していますが、ICO市場が終わったわけではありませんし、悲観する必要もありません。
『良いICOだけが生き残れる時代』に入っただけです。
去年までは(上場させる気すらない明らかな詐欺ICO以外は)何を買っても上がるような状況でしたが、2018年に入ってから市場環境は一変しました。
良いICOは生き残り、悪いICOは淘汰される、正常な状態になっただけだと言えるでしょう。
価格が上昇するICOの見極め方とは?
ICOを購入する際、一般的には主に下記のような点を見るように言われています。
- ホワイトペーパーはしっかりしているか?
- 開発チームのメンバーは充実しているか?
- 大手企業と提携しているか?
ただ、これらを自分で判断するのは難しいですし、「ホワイトペーパーや提携している大手企業がウソだった!」ということも少なくありません。
また、開発チームのメンバーが充実していても、それでトークンの価格が上がることが保証されているわけではありません。
そこでオススメしたいのが次の考え方です。
『上場後も保有していたい銘柄か?』
『上場後でも買いたい銘柄か?』
単純ですが、これだけです。
長期的に上昇するアルトコインとは?
通常、上場時には売り圧力が強くなり、価格の暴落が見られます。
つまり、『売りたい人』が多いわけですね。
価格は買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がります。
そして、現在のICOでは売りたい人が多すぎるために、大幅なICO割れや大暴落が起きるわけです。
つまり「上場時に売ってしまおう」と考える銘柄がほとんど、ということですね。
ですので、先ほど挙げた「上場後も保有していたいICO」「上場後でも買いたいICO」というのは決して多くありません。
むしろ、極端に少ないといえるでしょう。
ですが、売り圧力の強いICO市場で、あなたが「上場後も保有していたいICO」「上場後でも買いたいICO」と思うような銘柄であれば、他の人もそう思っている可能性が高いわけです。
ですので、こういった他とは違ったICOは上場後に上昇する可能性が高いですし、長期的に上昇を続ける可能性も高いわけです。
ICOに参加する際に気を付けるたった一つのこと
あなたがICOに参加する際、もう一度心の中で自分自身に問いかけてみてください。
「このICOは上場後も保有していたいICOなのか?」「上場後でも買いたいICOなのか?」ということを。
そして、この条件をクリアしたICOのみに参加してください。
詐欺ICOに引っかかる可能性はほぼなくなるでしょうし、それどころか今までとは違った景色が見られるはずです。