ビットコインは2018年12月下旬から下落トレンドに入っていますが、現在はレンジ相場となっています。
今年2月以降、安値は約64~65万円で止まっていますが、高値は毎回切り下がっており、レンジの幅がどんどん狭くなってきています。
今月はビットコインETFの可否判断がありますので、この結果次第でどちらかに大きく動くことになるはずです。
ビットコイン価格は高値切り下げ、サポートラインは64万円~65万円
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ビットコイン価格は2018年1月の大暴落以降、約64万円~約123万円となっていますが、高値は毎回切り下がってきています。
安値は2月上旬、3月下旬~4月初旬、6月下旬、8月中旬に約64万円~65万円で止まっています(3月下旬~4月初旬のみ67万円)が、高値は123万円、107万円、94万円、82万円と毎回切り下がっています。
※価格はビットポイントの価格
そのため、レンジの幅もどんどん狭くなっておりエネルギーが貯まってきています。
仮にイベントがなかったとしてもチャート的にはそろそろ上下どちらかに大きく動いてもおかしくない状態です。
BTC/USDでも全く同じ
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今回は円建てで見ていますが、最も重要となるドル建てでも全く同じです。
BTC/USDの場合には5750ドルが強力なサポートラインとなっており、毎回5750ドル以上で止まりながらも、高値を切り下げています。
通常では日本人に分かりやすいBTC/JPYを掲載していますが、実際にはBTC/USDのほうが重要です。
ビットコインETFの結果次第で上下どちらかに大きく動く!
なお、今月はビットコインETFの可否判断がありますので、どちらかに大きく動くことになります。
ビットコインETFが可決された場合には大きく上昇、2019年2月に判断が延長された場合には大きく下落となるはずです。
レンジ相場が続いており、ビットコインETF次第で予想以上に大きく動く可能性がありますので、上にしろ下にしろこのレンジを大きく突き破るかどうかも注目されます。
なお、毎回下落が止まっている64万円(USDでは5750ドル)が破られた場合、想定を超える大暴落となる危険性もありますので、下落の場合には注意が必要となります。
また、どちらにしてもビットコインETF次第で大きく動きますので、買いでも売りでもレバレッジをかけた取引(ビットコインFX)は避けた方が無難です。