米国証券取引委員会(SEC)が9月21日、CboeによるVanEck版ビットコインETFの申請について審査を開始することを発表しました。

締切は9月30日ですが、9月28日には何らかの結論が出される模様です。

SECの発表に仮想通貨市場は肯定的?

現時点で可否や延期は何も決まっていませんが、SECの発表後にビットコイン(BTC)価格が74万円近くにまで上昇していることから、市場は肯定的に捉えているようです。

どちらにしても、最後までどちらかに転ぶか分からない緊迫した状況と言えるでしょう。

ビットコインETFに2018年12月までの延長論が浮上?

ビットコインETFはこれまで「2018年9月に承認」「2019年2月まで判断を延期」の2つが有力視されていましたが、「2018年12月まで判断を延期」という選択肢も出てきているようです。

ルール上、最長では2019年2月までに可否の結論を出さなければなりませんが、それより前に結論を出すことも可能です。

このため、9月30日から3ヶ月後の2018年12月末という選択肢も急浮上してきたようです。

ビットコインETFの結論まであと少し!

ビットコインETFの当面の締切となる9月30日まで今日を含めて10日間、何らかの判断が出される9月28日までは1週間ですが、SECの判断次第で相場がどちらかに大きく動くことが予想されます。

このため、あまり大きなポジションは取らずに、ビットコインETFの当面の結論を待っているのが安全と言えるでしょう。

長かった仮想通貨の冬の時代が遂に開けるのか、それとも先延ばしになるのか、SECの判断に世界中の注目が集まっています。