5月30日に注目のICO・WithCoin(ウィズコイン/WITH)がHitBTCに上場する予定です。

上場間近にNEOベースからイーサリアムベースに変更になったり、受け取りウォレットが次々に変更になったり、推奨していたウォレットに問題が発生したりとトラブル続きのウィズコインですが、注目度の高さはかなりものとなっています。

そこで、今回はウィズコインの価格について検証・予想してみました。

WithCoin(ウィズコイン/WITH)の下落要因

まずはウィズコインの下落要因について見てみます。

  • 売り圧力が凄まじい
  • 日本人の購入者が多い
  • ICOで数十億円規模の資金調達
  • プロモーションで大々的に販売されたICO
  • 上場後に買いたい人がいない
  • 5月30日はバイナンスではなくHitBTCに上場
  • オカダマニラに関連を否定される

ざっと挙げてみましたが、下落要因は数多いです。

まずは、既に売る気満々の人が多く、上場直後から売りが殺到すると予想されます。

特に、日本人にはその傾向が強いので、日本人購入者が多いウィズコインは売り一辺倒になることが容易に想像されます。

既に数十億円の資金調達に成功していると言われており、ウィズコインレベルのICOでは多すぎる金額です。

ですので、買いたい人は既に買ってしまっており、上場後に買いたい人がほとんどいないのも大きな下落要因です。

更に、日本のネット起業家によるプロモーションで大々的に販売されたICOであり、この手のコインは大抵、大幅なICO割れとなっています。

また、当初は『バイナンスに5月30日に上場』と一部で言われていましたが、実際に5月30日に上場する取引所はHitBTCですので、この点でも大きなマイナスとなります。

トドメは、「オカダマニラなどで使われる」としていたオカダマニラに関連を否定されたことでしょうか。

ここまで見てくるとスピンドルやパトロン以上に暴落しそうな気配ですが、上昇要因もあります。

WithCoin(ウィズコイン/WITH)の上昇要因

それでは、逆に上昇要因を挙げてみます。

  • 『5円以下にはならない』という触れ込み
  • 『当面は20~25円、最終的は50円以上に持っていく』という運営側の発言
  • 6月にバイナンスに上場予定(あくまでも予定、実際に上場するかは不明)

このウィズコインですが、元々「上場後に5円以下にはならない」というのが最大の売りのICOです。

ウィズコインの運営側曰く「10円で買いを入れることを繰り返して当面は20~25円、最終的には50円以上に上げていく」とのことです。

「5円以下にはならない」「10円で買いを入れることを繰り返す」「当面は20~25円」「最終的には50円以上」と全て運営側の意向ですが、これらが本当に実現した場合にはICO割れは起きず、上昇していくことになります。

また、6月にバイナンスに本当に上場できた場合には価格が大幅に上昇する可能性があります。

WithCoin(ウィズコイン/WITH)の価格予想・結論

ただ、上場時から殺到するであろう強烈な売りに対して、運営側が買い支えできるとは思えず、大幅なICO割れになると予想しています。

もしかしたら上場時の初値は6円以上になるかもしれませんが、売りが殺到してすぐに暴落、そのまま更に下落を続けていく、という展開になると予想しています。

基本的に短期売り抜けICOですので、既にウィズコイン購入している場合には上場直後での売り抜けを狙うのがベストといえます。

なお、仮に大幅なICO割れとなった場合でも、敢えて購入するほどの銘柄ではありませんので、購入は見送った方がいいでしょう。

どちらにしても、5月30日の上場が注目されるICOです。

ただ、ウィズコインを保有している人がかなり多いこともあり、今回の記事の予想に反して『ICO時の数倍になること』を個人的には期待しています。