米国証券取引委員会(SEC)は5月21日、VanEck社が申請しているビットコインETFの可否判断延期を発表しました。

今回は却下される可能性も報じられていたため、『延期』を受けて相場はやや回復しています。

次回の可否判断は8月19日となる見込みですが、最終判断は10月中旬頃と見られています。

ビットコインETFの相場への影響は限定的か

2018年下半期はビットコインETFの可否判断に大きな影響を受けた相場でしたが、上昇トレンドに転換したとみられる現在では相場への影響は限定的となっています。

VanEck版ビットコインETFは10月と見られる最終判断では却下されると思われますが、そうなった場合でも下落は一時的かつ限定的と予想しています。

ビットコインETFについては数年以内には承認されると思われますが、今年中に承認される可能性はかなり低いと言えるでしょう。