クリプトママの愛称で知られる米国証券取引委員会(SEC)のコミッショナー・Hester Peirce氏がビットコインETFについて、個人の見解とした上で「避けることができず、受け入れられる見込みがある」との見方を示しています。

Hester Peirce氏はビットコインETF肯定派として知られており、過去のビットコインETF否決の際にはコミッショナーの中で唯一、反対しています。

VanEck社がナスダックと提携

なお、世界初のビットコインETF承認の期待が高まっているVanEck社は27日、NASDAQ(ナスダック)と提携を結んだことを発表しています。

両社でビットコイン先物取引などを開始するためで、新たなインデックスも共同で開発する予定となっています。

NASDAQ(ナスダック)は2019年1月~3月に『ビットコイン先物を上場する計画』と報じられており、期待が高まっています。

SEC委員長は『市場操作のリスク』などを指摘

一方で、SECの委員長を務めるJay Clayton氏は27日、ビットコインETF承認に必要なものとして『市場操作のリスク』『ビットコインETFの担保となる資産の安全・管理』を挙げています。

また、仮想通貨・ビットコインの価格の不安定さも不安材料としています。

ビットコインETF承認の可否は12月29日までに結論

暴落相場の中で再び注目されているビットコインETF承認の可否ですが、12月29日までに結論が出されることになっています。

ただし、2019年2月27日までは再延期が可能となっており、2019年2月27日までには最終結論が出されることになります。