今年の下落相場の中でも、仮想通貨バイナンスコイン((Binance Coin/BNBトークン/BNB)は上昇を続けています。
今回は世界一の仮想通貨(暗号通貨)取引所であるバイナンスの取引所トークン『バイナンスコイン(BNB)』について見ていきます。
バイナンスコイン(BNB)のチャートはどうなっている?
上記の画像はバイナンスコイン(BNB)の直近1年間のチャートですが、綺麗な右肩上がりになっています。
2018年は冷え切っている仮想通貨(暗号通貨)市場ですが、多くのコイン・トークンが大暴落している現状の中で美しいチャートとなっています。
バイナンスコイン(BNB)の価格は?
バイナンスコインの価格ですが、現在(2018年8月18日)の価格は約1154円となっています。
一時的な下落はあるものの、コインチェック事件以降でもしっかりと上昇している様子が分かります。
バイナンスコイン(BNB)は下落相場に強いのが大きな特徴で、ほとんどの仮想通貨が大暴落している2018年は逆行高で上昇しています。
バイナンスコイン(BNB)の手数料は?
バイナンス取引所の取引手数料は通常0.1%と最初からかなりの激安です。
更に、バイナンスコイン(BNB)を使って取引した場合には、取引手数料が0.05%までディスカウントされるトークンですので、需要が高いわけですね。
バイナンスコイン(BNB)のバーンと買い戻しについて
バイナスコイン(BNB)は、四半期毎にバイナンス取引所の『当期の利益の20%』を使って買い戻されます。
そして買い戻されたバイナンスコイン(BNB)はバーン(破棄)されます。
このため、バーンされた分だけ1トークン(1BNB)当たりの価値が上昇し、価格も上がっていく仕組みとなっています。
バイナンスコイン(BNB)の発行枚数は?
バイナンスコイン(BNB)の発行枚数は2億枚となっています。
ただし、四半期ごとにバーン(破棄)されていきますので、市場に出回っているバイナンスコインの枚数は四半期ごとに減っていきます。
バイナンスコイン(BNB)の時価総額は?
バイナンスコイン(BNB)の時価総額ですが、2018年8月18日現在では約1053億円となっています。
時価総額ランキングでは16位で、近い順位は11位トロン、12位イーサリアムクラシック、13位IOTA、14位ダッシュ、15位NEO、17位ネムなどとなっています。
ちなみに取引所トークンではダントツの1位で、2位はKuCoin Shares(全体54位)、3位はHuobi Token(全体63位)です。
バイナンスコイン(BNB)の初値やICO価格は?
バイナンスのコイン(BNB)のICO価格は不明ですが、初値は約10円前後です。
現在の価格から考えると、驚くほどの安さとなっています。
バイナンスコイン(BNB)は何倍になった?
バイナンスのコイン(BNB)は現在、約1154円ですので、初値からは115倍以上ということになります。
バイナンスコインはまだまだ上昇していくはずですので、この数字は更に上がると思われます。
バイナンスコイン(BNB)に配当はある?
バイナンスコイン(BNB)には元々、配当はありませんでした。
ただ、FCOINを筆頭に配当型取引所トークンが一時期流行ったため、対抗策としてバイナンストークンも配当を付けました。
とはいえ、10万BNB以上の保有が条件ですので、日本円で約1億1540万円が必要となります。
バイナンスコイン(BNB)の買い方・購入方法は?
バイナンスコイン(BNB)の買い方・購入方法ですが、基本的には他のコイン・トークンと同じです。
バイナンス取引所でビットコイン、イーサリアム、USDTのどれかを用意し、購入画面・チャート画面からBuy(買い)で購入できます。
逆にSell(売り)で売却できます。
バイナンスコイン(BNB)の将来性は?
バイナンスコイン(BNB)の将来性はかなり高いと言っていいでしょう。
バイナンスという取引所自体が大きく、そこで利用されるトークンのため、安定的な実需があります。
更に四半期ごとにBNBを買い戻し、その分を全てバーンしているため、この自動的に価値を上げていく仕組みも大きいと言えます。
おまけに下落相場に強いという特徴も持っていますので、資産を大きく減らす心配がほとんどありません。
米ドルと連動し、安全な通貨とされるUSDT(テザー)にも実は不安要素が多いことから、BNBには避難通貨としての側面も出てきています。
既に100倍以上になっているため、ここから更に100倍以上の上昇はさすがに難しいかもしれませんが、今後も上昇を続けていく可能性が高い『手堅いトークン』だと言えます。
バイナンスコイン(BNB)が暴落する可能性は?
バイナンスコイン(BNB)は一時的な下落はあっても、『暴落』と呼べるような下落はまだありません。
ですが、今後もBNBが暴落する可能性がゼロとはさすがに言い切れません。
もしも『取引所としてのバイナンス』が世界トップクラスから陥落してしまった場合、バイナンスコイン(BNB)は暴落することになるはずです。
現状ではバイナンスは安泰といえますが、ナスダックをパートナーにしているDX取引所(10月頃にオープン予定)や金融の大手企業が参入してきた場合には真価が問われることになります。
バイナンスコイン(BNB)は購入するべき?
バイナンスコイン(BNB)は基本的には今後も上昇を続けていく可能性が高いトークンですので、欲しい場合には購入した方がいいでしょう。
また、アルトコインを持っていて暴落が怖い場合には、一時的にBNBに両替しておくのもいいかもしれません。
バイナンスコイン(BNB)を新規で購入する場合、基本的にはどこで買っても利益にはなるはずですので、やはり押し目買いがオススメです。
下落中はどこまで下がるか分からないため、上昇(陽線)に転じたところで購入するのがベストです。
第二のバイナンスコインは登場する?
バイナンスコイン(BNB)は既に100倍以上となっているため、ここから更に100倍以上の上昇!といったことはさすがに厳しいでしょう。
また、バイナンス以外の大手取引所もそれぞれ取引所トークンを発行していますが、どこも既にかなり上昇してしまっているため、やはり大幅上昇はかなり難しいと言えます。
そこでオススメなのがDX仮想通貨取引所(DX.Exchange)のDXEXトークン(DXトークン)です。
まだ上場前ですが、ナスダックとグーグルがパートナーとなっており、世界一の仮想通貨取引所になる可能性も高い取引所のトークンです。
バイナンスコイン以上に『価格が上昇する仕組み』があり、第二のバイナンスコインどころかそれ以上になる可能性すらあるトークンと言えます。
上場時に数倍~10倍以上になる可能性もありますが、安くなったところで買いたいトークンです。