安値圏でのレンジ相場が続いているビットコイン(BTC)などの仮想通貨(暗号通貨)ですが、例年は11月~12月にかけて爆上げする傾向にあります。
果たして今年は年末の爆上げはあるのでしょうか?
ビットコインなど仮想通貨全体の爆上げは期待感に乏しい
2017年は11月~12月中旬にかけてビットコインが4倍以上の価格になるなど、年末に向けての爆上げが以前から指摘されています。
ただ、今年は2017年までとは異なり相場が冷え切っていることから、ビットコインを筆頭とした仮想通貨全体の爆上げについては期待感が乏しいと言えます。
現状では仮想通貨全体が急激に上がる気配もないことから、大口の仕掛けなどがなければこのままレンジ相場で終わる可能性も高そうです。
12月29日までにはビットコインETFの可否が出ることになっていますが、例によって今回も延期されると考えていた方がいいでしょう。
以上のことから、ビットコインを中心とした仮想通貨全体の爆上げは「今年はなさそう。あればラッキー」程度に思っていた方が良さそうです。
個別の仮想通貨では爆上げするコイン・トークンも
ただ、個別の仮想通貨では爆上げするコイン・トークンがあるかもしれません。
9月下旬に数日間で2倍以上になったRipple(リップル/XRP)、10月には8日間で一時3倍以上になったQUANTA(クオンタ/QNT/QNTU)など個別では上昇しているコイン・トークンがありますので、今後も個別に爆上げする仮想通貨が出てくる可能性は十分にありそうです。
地合いが極端に悪い時には個別の仮想通貨でも爆上げは少ないため、リップルやクオンタなどいくつかの仮想通貨が個別に上昇していることを考えると、仮想通貨全体の上昇トレンドへの転換もそう遠くないのかもしれません。
今年は極めて厳しい相場が続いていますが、早ければ2019年2月末・・・遅くても2019年中には上昇トレンドに転換する可能性が高いため、あと数ヶ月が最後の試練と言えそうです。