今年はコインテック事件が起こった1月をピークに毎月、右肩下がりで仮想通貨(暗号通貨)市場が冷え込んでいっている印象です。

そして、今月30日までに結論が出されるビットコインETF次第で更に市場は冷え込んでしまうのでしょうか

日本で最も仮想通貨市場が冷え込んだのは8月?

ビットコイン(BTC)の出来高やその他の指標など様々なデータを見ると、今年は1月から毎月のように市場が冷え込んでいった印象ですが、8月で底を打ったかもしれません。

9月になって回復の兆しも見え始めており、機関投資家などの本格参入の話もかなり聞くようになってきました。

また、8月までは相場全体が低迷していましたが、9月には時価総額3位であるリップルの暴騰や上場したMINDOL(ミンドル)の盛り上がりなど個別のコイン・トークンで大きく上昇する動きも珍しくなくなってきました。

5月から大幅ICO割れが続出し、日本では6月~8月にICOを中心として仮想通貨市場がかつてないほど冷え込んだイメージでしたが、ようやくここに来て復活の兆しが見えてきています。

ビットコインETFの可否判断延長で仮想通貨市場は更に冷え込む?

今月30日までに出されるビットコインETFの可否判断ですが、有力視されている2019年2月まで延期された場合、仮想通貨(暗号通貨)市場は更に冷え込んでしまうのでしょうか?

結論から言えば、延期された直後は冷え込む可能性はありますが、11月頃から徐々に盛り上がってくると予想しています。

ビットコインETFの可否に関わらず、ビットコインや仮想通貨に関する好材料が相次いでいるため、仮にビットコインETFが承認されなかったとしても10月中から反転してくると想定しています。

その後、11月~12月には去年同様、ある程度まで価格が上昇してくる可能性は十分にあるため、11月頃からは市場の盛り上がりも期待できます。

来年にはビットコインETFも承認されるはずですので、そこでまた爆上がり!となり、市場も盛り上がっていくはずです。

基本的には2018年8月は相場が最も冷え込んだ時期と捉えても大丈夫ですので、今後は新規参加者も徐々に増えて日本でも再び盛り上がっていくといったイメージです。