ビットコイン(BTC)が9月5日夜から6日早朝に暴落、約82万円から69万円台まで短時間で13万円も下落しました。

現在は71万円台にまで戻っていますが、今後も注意が必要です。

ビットコイン暴落の原因はゴールドマンサックスの方針変更

今回のビットコイン暴落の原因ですが、ゴールドマンサックスの仮想通貨(暗号通貨)に関する方針変更がきっかけとなっています。

ゴールドマンサックスは今年5月にビットコインのトレーディングデスクの開設と先物取引の開始を発表していましたが、これを一時中止すると報じられています。

このため5日夜にビットコインが急落、その後も大きく下げています。

アルトコインはビットコイン以上の暴落

また、イーサリアム(ETH)をはじめとしたアルトコインは軒並みビットコイン以上の暴落となり、約20%前後の暴落となっています。

※イーサリアムは一時2万3000円台まで下落しています。

ビットコインの暴落時、アルトコインはビットコイン以上に売られるため、今後も注意が必要です。

既に何度もお伝えしていますが、アルトコインを一旦、ビットコインに変えておくことなども検討した方がいいでしょう。

ビットコインETFが2019年2月に再延期された場合には更なる大暴落に

9月30日までに結論が出されるビットコインETFの可否ですが、可否判断が2019年2月まで延長された場合には更なる大暴落が必至となります。

「ビットコインETFの可決は最短でも2019年」という見方が海外で多く、実際にこの通りとなった場合には大暴落が確実となります。

特に今回の暴落もクジラによる価格操作・相場操縦の疑いがあり、『価格操作・相場操縦』が問題視されているビットコインETFの可否判断に悪影響を及ぼす可能性も十分に考えられます。

そういったこともあり、現状ではビットコインETFは「9月30日ではなく、2019年中に可決」と考えておいた方がいいのかもしれません。

※一部の情報源からは「9月30日の可決はかなり難しそう」という情報も入ってきています(この情報が正確かどうかは分かりません)。

短期的にはネガティブな報道も急増しそうですので、ビットコイン価格の更なる下落も覚悟しておいた方がいいでしょう。

今年はビットコインや仮想通貨(暗号通貨)にとって極めて厳しい状況が続いていますが、仮に大暴落してもビットコインの安易な損切りはせずに、根気よくトレンドの転換を待ち続けることが重要となります。

運が良ければ今月末、遅くとも2019年中にはビットコインETFが可決されて上昇トレンドに転換しますので、それまで辛抱できた人だけが大きな利益を得ることになりそうです。