今月、世界的な株安になった時にはビットコインなど仮想通貨(暗号通貨)も大幅な下落となりました。
今回は『株価と仮想通貨の関連性』について見ていきたいと思います。
株価の暴落の時には仮想通貨も暴落、急騰の時には仮想通貨には影響なし
結論から言えば、株価が暴落した際には仮想通貨も暴落し、急騰した際には仮想通貨には影響がありません。
これは株価が暴落している際には『仮想通貨を含めたリスク資産』を現金化する動きが強くなるためです。
一方で、株価が急騰した場合には資金が現金から株式に向かうため、今のところ仮想通貨には特に好影響はありません。
つまり、『株安の時にのみ悪影響を受ける』という好ましくない状況です。
以前は「世界的な株安の時には資金が仮想通貨(主にビットコイン)に向かう」とも言われていましたが、今のところこの傾向は見られません。
『リーマンショック級の大暴落は遠くない』とも言われていますので、仮想通貨だけではなく株式を中心とした経済全体に注目する必要があります。