今年3月頃には仮想通貨NOAHCOIN(ノアコイン/NOAH)が注目を集めましたが、現在はどうなっているのでしょうか。

また、ノアコインの今後の価格はどうなるのでしょうか?

ノアコインの現在の状況と今後の価格についてみていきます。

上場から暫くは好調だったNOAHCOIN(ノアコイン)

ノアコインは今でこそウィズコインやスピンドル、パトロンなどと同列視されることが多いですが、上場直後から大幅ICO割れしたこれらのトークンとは全く異なります。

ノアコインは実は上場から1週間程度はICO価格の2倍~5倍ぐらいで推移していましたので、利益を確定するチャンスはいくらでもありました。

特筆すべきはマーケティングの上手さで、秀逸なマーケティングにより上場直後にICO価格を大幅に上回ったと言えるでしょう。

元々の上場予定日は6月12日でしたが、3ケ月前倒しで3月12日(日本時間3月13日)に上場したため、一時は大幅上昇となりました。

予定通りに6月12日に上場した場合、5月の大幅ICO割れ連発を受けての上場となりますので、この場合には上場直後からICO割れ濃厚だったはずです。

そう考えると、3月12日に上場したことは大成功だったと言えるでしょう。

NOAHCOIN(ノアコイン)の現在の状況は?

ただ、ノアコインが好調だったのも最初の1週間、贔屓目に見ても最初の1ヶ月ぐらいで、その後はひたすら下がり続けていきます。

ICO割れするまでにはかなりの時間がかかりましたが、ICO割れしてからは一気に暴落してしまったのが現状です。

上場から暫くは色々と価格上昇の対策をしていましたが、最近ではそういったこともほとんどなくなり、打つ手がない状況に見えます。

ノアシティやノアリゾートはどうなった?【最新情報】

ノアコインといえば、ノアシティやノアリゾートに期待がかかりますが、現地(フィリピン)を視察した知り合いによれば特に大きな動きはないようです。

ノアシティやノアリゾートが実現すれば、ノアコインの価格上昇に好影響を与えますが、現状ではかなり厳しいと言えるでしょう。

NOAHCOIN(ノアコイン)はフィリピンでは使われていない?

ノアコインは元々、フィリピン国内で使われることを目的にしていましたが、現状では全く使われていないとのことです。

フィリピンでは複数の仮想通貨が誕生していますが、ノアコインが使われそうな気配は今のところはありません。

そもそも、ノアコインの購入者のほぼ100%が日本人とのことで、フィリピンで認知されるのはかなり厳しい状況と言えます。

NOAHCOIN(ノアコイン)の価格は今後上昇する?

ノアコインの今後の価格ですが、大幅上昇する可能性はかなり低いと言えます。

既にICO価格の10%近くまで暴落していますが、ここからICO価格以上まで戻すのは至難の業と言えるでしょう。

ノアシティやノアリゾートの完成、もしくはフィリピン国内で積極的に使用されれば上昇の可能性もありますが、逆にその可能性の方が低いぐらいです。

ですので、現状ではノアコインの価格上昇の可能性は低いというのが結論になります。

マーケティングの上手さにより上場直後には美味しい思いをした人も多いノアコインですが、将来的には極めて厳しい状況と言えます。