下落が続いているイーサリアム(ETH)が9月12日、遂に2万円を割り、1万9500円程度にまで急落しました。

補足:その後、1万8000円台まで下落しています。

現状では底が見えず、1万5000円や1万円を下回る可能性も出てきました。

アルトコインや上場前のICOにも悪影響

イーサリアムの暴落は既に上場しているアルトコインや上場前のICOにとっても大きな影響があります。

ICOではイーサリアムで資金を集めていることが多く、集めたイーサリアムを法定通貨(ドルや円など)に換金せずにそのままイーサで持ち続けているケースが多いです。

このため、イーサで持ち続けているICO運営元は資金が大きく減っており、今後の開発などが出来なくなる恐れもあります。

上場前のICOでも同じですが、資金不足で上場後の買い支えが出来ませんので、上場後には悲惨な結果となることが予想されます。

特に、最高値(約17万円)近辺で資金調達していた銘柄の場合には資金が1/10近くにまで激減しており、影響は極めて大きいと思われます。

イーサリアム(ETH)は今後も下落が継続か

イーサリアムの暴落により、今になって現金化を急いでいるICOプロジェクトも多いですが、これが更に売りを誘い、益々下落していくという悪循環になっています。

イーサリアム単体では底値が見えず、大口の仕掛けも含めて今後も売り込まれる可能性が高いため、極めて厳しい展開が予想されます。

イーサリアムを保有している場合はもちろん、イーサリアムベースのトークンを購入している場合にも注意が必要です。