アウトノーモス・リサーチのデータによると、2018年8月のICO調達額は過去16ヶ月で最低だったことが明らかになりました。
世界的にICOの需要は激減しており、この傾向は今後も続くと思われます。
日本でもICOはほぼ売れず
世界的にも売れていないICOですが、日本でもやはり売れていないようです。
未だに怪しげなICOを売っている会社・人物は少なくないですが、売上は激減しているそうです。
今年は日本人がICOで特に痛い目に遭っており、ICO割れどころかICO価格の1/10といった銘柄が続出した影響で、ICOへの関心は急速に冷え込んでいます。
今後、ビットコインETFの可決で仮想通貨(暗号通貨)市場が上昇トレンドに転換した場合でも、ICOの復活は考えにくい状況です。
一部の人間のみ買えるICOやICOの次の概念
世界的にも日本でもICOはほぼ終わったと言えますが、一部の人間のみ買えるICO(=手堅いICO)はまだ存在していますし、これらのICOでは数倍程度が見込めるようです。
もはやICOで一気に100倍以上!といったことは不可能ですが、手堅く2倍~5倍程度を狙うイメージです。
ただ、今までのように誰でも買えるものではなく、富裕層など一部の人間のみが買える『表には出てこないICO』となっています。
また、ICOの後継ともいえる『ICOの次の概念』もいくつか出てきており、これらの中から『次のICOのようなもの』が生まれそうです。
とはいえ、詐欺的なものも多いため、『本物』を購入できるのはやはり富裕層など一部の人間のみになりそうです。