仮想通貨SPINDLE(スピンドル/SPD/ガクトコイン/GACKTコイン)がここに来て再び、注目を集めています。
警視庁サイバー犯罪対策課がGACKT氏に重大な関心を示しているとの報道や、野田聖子総務相の圧力報道などで、更なる下落が続いています。
スピンドルの今後の価格はどうなってしまうのでしょうか?
SPINDLE(スピンドル/SPD/ガクトコイン/GACKTコイン)の現在!価格は1/100に
スピンドルのICO価格は最終的に30円超となりましたが、現在の価格は0.3円~0.4円程度ですので、1/100となっています。
大幅ICO割れが多発しているとはいえ、ここまで下落するトークンは異常と言えるでしょう。
むしろ、スピンドルの大幅ICO割れがその後に多発した大幅ICO割れの先駆けともいえますので、スピンドルが日本のICO市場に与えた影響は想像以上に大きかったのかもしれません。
SPINDLE(スピンドル/SPD/ガクトコイン/GACKTコイン)の現在!SPDは詐欺で捜査?
「東スポや複数の週刊誌が取り上げたことで、当局も無視するわけにはいかなくなったようです」
こう語るのは警察関係者。マークされているのは歌手というより、もはや実業家のGACKT。バラエティー番組「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)では絶対王者として君臨するが、ビジネスの方では迷走を続けている。
問題になっているのは通称「ガクトコイン」と呼ばれる仮想通貨「スピンドル」。GACKTは立ち上げから関与している中心メンバーで、その知名度を生かし“営業”を担当。数百億円の出資金を集めたというのは本紙既報通りだ。
上場前のプレセール時のレートは1スピンドル(SPD)=30円弱。ところが、5月19日に国外の取引所5つで上場したスピンドルは大暴落し、1SPD=3円弱と、価値が10分の1に。1日現在の価格は0・3円弱で、ついに100分の1になってしまった。
「“胴元”側のGACKTは上場直後に数千万円分を売り抜けたといいます。これは草コインと呼ばれる無名の仮想通貨を使ったICO(資金調達)でよく見られる手口。『上場後に100倍になる』『あの有名人も出資している』などの売り文句で出資を募り、上場後に胴元側だけが抜いて荒稼ぎする。バックに半グレや反社会的勢力がいることも多い」とは仮想通貨に詳しいライター。
昨年12月、自身のブログでスピンドルの素晴らしさを熱く伝えていた男が本当に売り抜けをしていたのなら、出資者はあぜんとするしかない。
しかも、スピンドルの企画・販売会社Bは無登録営業で今年1月、金融庁から資金決済法違反の疑いがあると通告された“いわくつき”の業者。関係者によると「出資者にそのことは伏せられていた」という。
冒頭の警察関係者は「現在、警視庁生活安全部内のサイバー犯罪対策課がスピンドルの件を調べていると聞いている。当然、GACKTも捜査対象だ」と話す。
サイバー犯罪対策課は今年1月、コインチェック社で580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した際に、盗まれたNEMの追跡などを行ったエキスパート集団だ。
「仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術で売買の履歴が残る。サイバー課はGACKTら胴元側の履歴を念入りに調べている」(同)
このように、スピンドルには既に警視庁が動いており、今後の動向が注目されています。
スピンドルは上場後に特に大きな動きもなく、開発が進んでいるという話も聞きません。
「スピンドルを通じて誰でも優良ファンドに投資できる」とのことでしたが、その動きは一向に出てきません。
その上で、今回の警視庁の捜査報道ですので、事実上のトドメと言ってよさそうです。
SPINDLE(スピンドル/SPD/ガクトコイン/GACKTコイン)の今後の価格は?
スピンドルの今後の価格ですが、上記のような状況ですので、今更開発が進むとは考えられません。
それを踏まえると、スピンドルの価格が上昇することはほぼありえないでしょう。
仕手グループが入って一時的に数倍になる可能性はありますが、それ以外での上昇は考えられないトークンと言えるでしょう。
スピンドルは中身が何もない典型的なトークンと言えますので、価格が付いているうちに早めに他のコイン・トークンに両替してしまった方がいいでしょう。