仮想通貨は11月19日に再び急落、ビットコイン(BTC)価格は59万円強、イーサリアム価格は1万7000円台まで下落しました。

今後は更なる暴落も懸念されます。

ビットコイン価格は最安値圏でのレンジ相場の後に急落

ビットコインはここ数日、60万円~63万円の今年最安値圏で揉み合っていましたが、今日になって急落しています。

暴落前には64万円~65万円が強力なサポートラインとなり反発していましたが、このラインを割った現在では逆にレジスタンスラインとなって頭を押さえつけられています。

結局は65万円を一度も大きく超えることができず、急落という結果になりました。

ビットコイン価格はどこまで下落する?

ビットコイン価格ですが、当面は50万円前後までの下落が考えられます。

50万円近辺では買いが入ることが予想されるため、一旦は50万円前後で反発することが予想されます。

ただし、50万円前後で大きく反発しなかった場合、更に下げ幅を拡大することも考えられますので、今後のBTC価格には引き続き注意が必要です。

ビットコイン価格の急騰はあり得る?

現在は大きく下げているビットコインですが、ファンダメンタルズ的には急騰もあり得る状況です。

  • 11月下旬:スイスで世界初の仮想通貨ETPが上場
  • 12月12日:アメリカの大手仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(ニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタル取引所が設立)」でビットコイン先物取引を開始
  • 12月29日:この日までにビットコインETFが承認される可能性も

上記のようにビットコイン価格が急騰する条件は整っており、今回の一連の暴落は『年末に上げるために下げた』という見方もできます。

現時点では急騰する可能性も更に暴落する可能性もありますが、仮に更なる暴落が起こったとしても狼狽売りは避けたほうがいいでしょう。