仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)を運営しているテックビューロ株式会社は20日、約67億円相当の仮想通貨(BTC・BCH・MONA)がハッキング被害を受けたと発表しました。
約67億円のうち、テックビューロ株式会社の資産が約22億円、顧客の資産が約45億円とのことです。
仮想通貨の入出金の再開は、同社のシステムの安全性が確認されることが前提となり、現時点では再開日は未定です。
※詳細はプレスリリースをご覧ください。
ザイフショック?仮想通貨市場への影響は?
今回のザイフの発表を受けて仮想通貨(暗号通貨)市場は一時急落しましたが、現在はほぼ発表前の価格に戻っています。
仮想通貨取引所のハッキングは世界中の仮想通貨取引所で定期的に起こっていることや、コインチェック事件などと比べて金額もそれほど大きくないことなどから、価格的には今のところ影響は限定的なようです。
ただ、日本国内では今回のハッキングを受けて、個人投資家など新規ユーザーが仮想通貨市場に益々参加しなくなるなどの悪影響が出てくる可能性は十分に考えられます。